上達のヒミツ

字を習う時、一般的に師の手本を見て、
それをまねて書くことから始めます。
その場合に大事なことは、手本を漠然と眺めるのではなく、手本の細部をきちんと見極めることです。
具体的に言うと、
形の取り方、一字の中の空間の間の取り方、
線の長短の判断等を上げることができます。

これを詳細に観察することにより、上達のスピードが格段に違ってくると思います。

手本を手にした時にやるべき事

  • 手本のコピーを一枚とります。
  • コピーした手本を直接敷き写しにして習ってください。
    敷き写しする場合、筆の入れ方も含めて、忠実にまねるようにしてください。
    (敷き写しというのは、古典の臨書をする時の練習の一手段です)
  • 2~3回敷き写しを実施したら、それを一度中止して手本を横において習うようにしてください。

  • 自分のペースで「2」と「3」を繰り返し実施するようにしてください。
  • 以上4項目をしっかり実行することにより、手本の詳細が明確になりますので、効果的に学べると思います。
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